SMAP解散で香取慎吾の絶望からの人間宣言。覚悟をともにした草彅剛と稲垣吾郎の今後

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生まれたものは、いつかは死ぬ運命にある。この世で絶対的なものは”死ぬこと”と”両親が存在すること”。命の流転は華々しく咲いて愛でられた存在でも、容赦なく朽ち果て、いつかその役目を全うして終焉する。

愛する存在も、見目麗しい美女も年老い、いつか目の前から去る時が来る。だが思い出と繋がる…去り際が無念なものであったならどうだろう…。国民的スーパーアイドルSMAPの悲しい解散報道は、海を越えて海外でも報道されているが、その影響力の大きさが窺い知れる。

SMAPの奇跡的でもある華々しい活動や功績は憂愁の美を飾り、人々の記憶に残るだろう。だが散り際の印象が 、国民的アイドルSMAPの解散報道は、耐えがたい程、儚く悲しく涙を誘う。土手に咲く草花でさえも、めいっぱい美しく咲いて、次の種を残す使命を全うする。折られた花は咲き誇る大輪の花「SMAP」。

長年…ファンに望まれたSMAPは、2016年12月31日をもって解散。お盆の13日・土曜日の夜、リオオリンピックで選手が頑張ってメダルを獲得して、国民の気運が盛り上がっている真っ最中、冷や水を浴びせるようなSMAP解散のテロップが流れた。

ましてや、当のSMAPの中居正広が、TBS五輪キャスターとしてリオの選手の活躍ぶりを報道する立場上、最適な時期ではない。年末のSMAP解散なら、このタイミングでの緊急報道の意図は、ジャニーズ側から考え出したマスコミ対策だと思える。

3人が語った「休むより解散したい」という言葉は、これより先の活躍はないと読んだ決別の言葉。そしてファンに向けたメッセージは、もう気持ちの整理がついていて、先に向かって前進している清々しい覚悟と前向きな姿勢を感じた。

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香取慎吾の夢と絶望からの人間宣言

「ファンの皆様、そしてスタッフ関係者の皆様。僕らSMAPは解散いたします。応援して下さった沢山の方々に心より感謝申し上げます。そして突然のお知らせとなりましたこと、深くお詫び申し上げます」

小学生からジャニーズに入り、ジャニーズの枠組みの中でのみ生きてきた。SMAPのメンバーとしてアイドルとして最適なキャラを作り、全力で努力しながら走り続けた世界。飯島元マネージャーを心から信頼し慕い、飯島元マネージャーに擁護されながら突き進んで来た道は、苦労があっても天職と思える楽しい道だった。

飯島元マネージャーが指し示したその道は、アイドルとして終わりの設定のない道…。どんなジャンルの番組でも通用するアイドルの道は、愛する人が開拓して指し示してくれる道ならば、一心同体な気分で楽しく自分を変容させ進化させてファンのためにも頑張れる道。

その道が強制的に突然閉ざされた。メリー副社長の激情と木村拓哉の裏切りにより、自分の大切な全てを失った。型の中に閉ざされ行動を制限された世界。ずっと事務所に管理され、人に求められながら生きていくことに興味を失った。

大きな脱力感・虚無感がどうしょうもなく香取慎吾を襲う。自分の人生の唯一大切な人を奪った人間は許せないと心の底から思った。長年心の奥底に溜め込んだ自己の人間としての欲求を噴出させるキッカケになった。

自分の全てを奪った木村拓哉を輝かせるためにプロデュースすることになるコンサートには絶対に係わることはできない。

1人の素の男として人間として目覚めた香取慎吾の尊厳・プライドが、SMAPが出演する番組のなかで、木村拓哉と何もなかったかのように楽しく語り、歌い踊ることは演技にしても出来なかった。

そして愛する人を、記者の前で長時間怒鳴り散らし追放した、メリー副社長の管理下で生きていけるわけもない。

ジャニーズに残って個人活動をすることになったが、この先の道は決して甘くない。ジャニー喜多川社長が今までのように個人活動を温かく支援して守ると言ってくれても、既に実権はメリー副社長とジュリー副社長側にある。

この先、厳しい制裁の道が待っていると思われる。だが、香取慎吾の世界は始まったばかり。

SMAPで子供の頃から苦労して努力した才能と力量があれば何でもやれる。芸術家肌の香取慎吾は、演出の手腕を発揮させて、ファンからも「総合芸術」と呼ばれるほど感嘆され認められている。香取自身が想像するイメージを実現させる道は多種多様にある。

草彅剛の覚悟と活動のゆくえ

「この度僕たちSMAPは解散する道を選びました。いつも応援してくれたファンの皆様、支えてくれた関係者の皆 様、グループ結成から28年間本当にありがとうございました。今後も精進して参りますので引き続き、温かく見守って頂けると嬉しく思います」

ジャニーズに入所してから、香取慎吾と草彅剛は親友として、いつも心を通わせ行動を共にして癒し合ってきた存在。だが2009年に草彅剛の泥酔による全裸事件から、禁酒生活に入ったことにより、2人が会う機会はなくなったという。5年間ほどのブランクがあるが、2015年4月からスタートした三谷幸喜監督脚本の舞台「burst! 危険なふたり」で草彅剛と香取慎吾がW主演を果たしたが、これをキッカケにふたりの関係が修復されて、2人の仲は復活して仲良しになっていた。

そんな草彅剛が香取慎吾の気持ちに添い、ダラダラと活動休止をしてSMAPが仕事もなく消えていくことよりも、ジャニー喜多川社長との交渉でSMAP解散を主張して譲らなかった。これから、ジャニーズに在籍して個人活動をすることになる草彅剛の強みは、今まで主演したドラマでの評判がすこぶる良く、演出家・脚本家や共演者からはも才的な俳優だと高く評価されている。

温厚で自然体なのだが、飛び抜けた集中力がみごとな演技力を発揮させて独特な光を放っている。また草彅剛の感受性の強さは、演じてるというレベルではなく、役そのものになりきることが出来る天賦の才能を発揮させている所以であり、実際にどのドラマも視聴率が高く、ファンや視聴者から認められている通り、ドラマ・映画・舞台へと活動の場を広げ、押しも押されもしない日本一の役者としての才能を、更に開花させていけると期待している。

稲垣吾郎の今後の個人活動

「ファンの皆様、スタッフ関係者の皆様、この度はご心配ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。今の状況で五人での活動は難しいと思い、辛い決断ではありますが『解散』という形を取らせて頂く事になりました。どうか僕達の意思をご理解頂けたらと思います。28年間本当にありがとうございました」

秘めた魅力を持つ稲垣 吾郎。キャピキャピした浮いた姿を見ることが少なく、いつも控え目で大人しい印象がある。とても個性的なのにSMAP5人のなかでバランスよく調和している。

稲垣吾郎は何につけても全面に自分を主張して押し出すのではなく、どちらかというと相手を自分の魅力的な世界の中へ自然と惹き込んでいくタイプ。決して強引ではなく柔軟な態度で優しい。そんな性格はグループの中で、纏まり易くSMAPの個性的なメンバーの中で、大切な役割りを果たしていた。

ドラマでは、どんな役柄も熟して驚かせる内在した実力を保持している。2010年に時代劇映画「十三人の刺客」で極悪非道の敵役となる“最凶”の暴君・松平斉韶を演じた稲垣吾郎を評した監督は「SMAPの見方が変わるはず」と絶賛していたという。

これからジャニーズでの個人活動のひとつの選択肢として、時代劇での役者の道や舞台などに出演することで、今まで知られていない新しい魅力が引き出されるだろう。また4月のドラマ「不機嫌な果実」では超潔癖マザコン男を熱演して評判になって人気が出たが、これも稲垣吾郎の持つ引出しのひとつとして面白い。今までの人生ではやれなかったことに挑戦して、今後の稲垣吾郎が新しい活躍の場で輝いている姿を見たい。

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