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嵐・相葉雅紀が主演「貴族探偵」にフジテレビが過去最大規模のプロモーションと制作費を投下。課せられた大きな責任

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フジテレビの低迷が言われ始めて久しいが、その象徴がドラマ枠である月9の低迷だろう。

その月9の起死回生に「貴族探偵」の主演として大抜擢されたのが嵐の相葉雅紀。今年4月で月9が誕生して30年を迎えるという節目のタイミングで「ようこそ、わが家へ」以来、約2年ぶりに主演に決定した。

ドラマは作家・麻耶雄嵩氏のミステリー小説「貴族探偵」シリーズが原作となっており、自称「貴族」で趣味は「探偵」という謎の男が、コネと召使いを駆使して事件を解決する異色ミステリーだ。

このドラマ枠の成否次第では月9枠の存続やフジテレビの亀山社長の進退にも影響すると言われている中、異例の大規模プローションと制作費が話題を集めている。

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相葉雅紀・貴族探偵でフジテレビが大規模プローション

フジテレビの亀山千広社長は2月24日の定例会見で「ドラマの見られ方が変わってきている。話題作りも含めて頑張ってほしい」と語っていたとおり、フジテレビ史上過去最大規模のプロモーションを3月1日から今回の「貴族探偵」では実施しており、話題を呼んでいる。

関東地方では3月1日から、関西地方では3月7日から毎日、4月の初回放送までの間、月曜日から金曜日まで毎日数十パターンあるという5秒スポットを放送し、繋ぎ合わせると一つの壮大なストーリーが出来上がるというものだ。スポットの放送は「15時50分から16時50分のどこかで」となっている。

このCMはYoutubeで限定公開されており、そこで確認することもできる。

この企画の意図についてフジテレビの西坂瑞城プロデューサーは「『貴族探偵』は今まで見たことのない新鮮な面白さがつまったドラマです。なので、番組宣伝展開でも、見たことのない内容で視聴者の皆さんにお楽しみいただきたい、と思い企画しました」と説明している。

関係者が語る4月期「貴族探偵」の重要性

フジテレビの月9枠は2016年1月クールの「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来、全話平均視聴率一桁が続き、今年1月クールの「突然ですが、明日結婚します」の2月27日放送の第6話では歴代最低記録となる5.0%を記録してしまった。

しかし亀山社長はドラマ畑出身で、木村拓哉主演の月9ドラマ「ロングバケーション」のプロデューサーでもあった。そんな経歴からも月9には強い執念を覗かせ、月9枠の打ち切りには断固反対してきた。しかし昨年から視聴率を回復するどころか、過去最低記録を更新し続ける月9枠だけあって、スポンサーが撤退する事態に発展すれば枠の編成を見直さざるを得なくなる。

それだけに番組に携わる幹部も必死だ。3月6日に行われたフジテレビの4月改変説明会では、貴族探偵の羽鳥健一プロデューサーは「命がけで楽しいドラマを作りたい」「丹精込めて、誠心誠意、一生懸命がんばります」と語り、宮道治朗編成局次長兼編成部長も「並々ならぬ意気込みで、この月曜9時に臨みたいと思います」と決意を語った。

ここ最近月9が低迷していることについて宮道氏は「どうしても若年層がテレビ以外のコンテンツに分散されている。特に月9は恋愛を中心としたトライでそこを狙ってきたため若年層は散ってしまう傾向はある」と話した。

しかし配信の再生数などでは記録が出ているとして、「本質を見誤らないようにしないといけないと同時に、世帯視聴率も大事。今回の月9はラブコメ一辺倒ではなく、幅広い視聴者層に届けられる作品。ここで、起死回生を図りたい。でも出演者の顔ぶれは、月9らしいキラキラした若年層に深く刺さるキャストにもなっているので、両方を目指して戦い、なんとか踏ん張っていきたい」と語った。

どうも月9の低迷は世間の潮流だと言わんばかりだが、果たしてそうだろうか。

昨年を見れば他局ではTBSの火10ドラマで「逃げるは恥だが役に立つ」が最終話20%を超える大ヒット。日テレ水10ドラマで大野智主演の「世界一難しい恋」も平均視聴率12.9%とヒットしており、恋愛ドラマジャンル全体が視聴率を取れなくなってきたわけではない。

やはりドラマの内容や告知手法に問題があると感じたのだろう。

告知手法については冒頭の大規模プローションを始め、番宣で様々なバラエティ番組などに今後相葉も出演すると見られるが、内容の強化のためにもキャスティングに莫大な制作費を投じようとしている。

莫大な制作費を投下

相葉の共演者には 中山美穂、井川遥、仲間由紀恵、武井咲、生瀬勝久、松重豊、滝藤賢一という主演級のキャストがずらり。

フジテレビの宮道編成局次長が「かなりキャストが豪華であることはわかると思う。原作自体もかなり話題の作品。30周年ということはあるが、改めて月9ブランドの向上を並々ならぬ思いを込めて、気合を込めて、プロデューサー以下現場の人間は取り組んでいます。かなり素晴らしい作品になると思う」と語っていたが、かなりコストをかけている。

1本あたりの制作費は1億超えは確実だろう。通常、ドラマの番組制作費は高くて5,000万円、視聴率トップの日テレは3,000万円程度しかドラマ制作費にかけないと言われており、どれだけ力を入れた作品かがわかるだろう。

コケる可能性の高い月9枠ということで相葉にとってもリスクが高い。今回相葉のギャラは1本300万円超と見られるが、フジテレビにとってもジャニーズ事務所にとっても失敗は許されないだけに制作費・プロモーションに莫大なコストをかけた。

採算ラインは視聴率20%程度となるが、もはやそこまでは見据えていないだろう。

赤字であろうと月9の復権のために視聴率を取りに行く。そんな覚悟が見えてくるのだが、仮に今回のドラマが視聴率1桁に留まるようなことがあれば、月9枠の打ち切りは避けられない事態に発展するだろう。もちろん亀山社長の責任問題にも発展すると思われる。

羽鳥プロデューサーは「30周年だから今回の企画をつくったわけじゃないのですが、30周年という冠を利用して、興味を持って欲しい」と語ったが、”30周年だから”というよりも”月9の存続のため”が正直なところだろう。

果たして相葉はフジテレビの大きな期待に応えることができるだろうか。

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